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フランスから見る日本と僕の留学について (ヒロ)

こんにちは。

現在フランス時間16時44分、日本時間0時44分から書いております。

フランスNEOMA Business School留学中のヒロです。

久々に投稿しようと思います。(↓僕の部屋から見える夕方の景色です)

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さて、今回についてですが、
タイトルに"フランスから見る日本"と書いてしまいました。

厳密にいえば、今回の内容は

"フランスにいる僕から見る日本について"であって

フランス人から見る日本 (stereotype)

ではないのでご注意ください。

長くなりそうなので、時間のある方だけおつきあいください。

 さて、フランス留学が始まってから2か月と半分たちました。

もう少しで1/4が終わってしまうことに驚愕を隠せません。

 

僕の留学の目的は、

"さて、卒業したら何をしようか?"

ざっくり言えばこういうところでしょうか。

短期の目標として掲げていたのは

"大学卒業にあたっての専攻決め"

と周囲には言っていましたが。。

昨日、今日と、少しそのきっかけをつかめたので、書こうと思います。

(とはいえ、明確にここで示すわけではなく、

そのきっかけについて書こうと思うのですが)

フランスに来て、生活を安定させて、授業になれるまでに一か月

自分でも後悔をしている面もあるのですが、ダラダラ寝てばかりいた2か月目

(イギリス旅行したり、パリでサッカー見たりもしたのですが。。)

ようやく3か月目にして、まともに自分について考えることができている気がします。

(正直、遅すぎないことを願うばかりです(笑))

ダラダラしているときは一日中部屋で

youtubeを見たり、寝てたり、ひどいものでした。

(もちろん授業には出ましたし、及第点の成績も取れていますが、今のところ。グループワークのメンバーには迷惑をかけてしまったかもしれません。。。)

でも、少しずつ、本当に少しずつですが、希望が見えてきた気がします。

僕はAIUでは、ビジネスの専攻なのですが、もともと理系的文系文系的理系の道を突っ走っていたため、かなり広範囲に興味を持っていました。

(とはいえ、専門的な本を読みたい、読みたいと思いつつ、

いざ読もうとすると、中々続かないという感じですが。。)

 

その中でも僕が常に考えていたことの一つに"日本"とは何か?

という問いがあります。

歴史的な話をすると、右だ、左だ、もしくは的確ではない、

という議論になりかねないため、

重要なことですが、ここではスルーします。

ここで取り上げようと思うのは、東日本大震災についてです。

 

僕はその時神奈川県のとある私立高校の帰り道でした。

震度4にしては長く揺れが続き、その後、停電、電車の運転見合わせにより、友達とゆったり二駅分歩いた帰宅しました。

(実は沿岸の高校だったので津波の危険がなかったわけではなかったのですが、

幸い神奈川県は被害はほとんどなかったため、大丈夫でした。)

 

もちろん、そこから色々あったのですが、過中の僕としては、不謹慎かもしれませんが、日常に大きな変化が起こったとは感じませんでした。

もちろん、震災で亡くなられた方々すべての御冥福を祈りましたが、

何かボランティアに参加することもなく、比較的平然と過ごしていました。

(そういう活動に対して、その時僕は俗に言う

"意識高い系的なものに対する" 嫌気があったのも一因かもしれませんが)

毎日テレビで見る報道、そのあまりの現実性のなさ

悲惨さ、に麻痺していたのかもしれません。

日本人が震災の後でさえも、米や支給品の配給に列を作って並んでいたこと、世界では大絶賛されていましたが、僕はそれがいかにすごいか、本当はわかっていなかったのでは・・・と今頃ながら、思っています。

(なんというか、当たり前(?)のような気がしていたんですよね。)

東日本大震災に対する、海外の反応についての動画やサイトをこの頃、ふとした時に読んでいて (自分でも少し安直、もしくは、影響受けすぎかも?とは思いますが)、

日本という国が、人が、文化 (もしくはそれを担う日本人の精神が)、いかに貴重で、大切にすべきものか。世界で誇れるものか (それまでも、愛国心を持ってはいたと思うのですが。。それよりも増して) はじめて心に響いた気がします。

それまでも僕は、日本は"国として、日本人として" 誇れるものであるとは考えてはいましたが、世界に自信を持って、誇れるか、と問われると、自信を持って他の国の人と話せるか、と問われると、中々"うん"といえなかったのです。

"楽しい文化、伝統があるよ~という言う風に紹介という形ならできるのですが、

そこに"魂"が入らなかったのです。

自国を懐かしむ、思い返す、考えなおす。海外にきてはじめてわかることもあると思います。日本にいるときは、恥ずかしかったり、右翼だーと言われたり、当たり前すぎて気づかなかったり、考える価値もないと思ったりしていましたが。

これも一つの留学体験かな、と感じます。

長くなるため、今回は震災の例のみを挙げましたが、

他にももちろん、たくさんあるはずです。

これらから僕が今、きっかけとしてつかんだのは、

日本という国は世界に誇れる国であること。

昔も今もそして未来も、多くの問題が日本に存在するけども、これからも日本が世界で誇れる国 (日本人という集団とも言い換えられますかね。。) であるように、僕は僕なりの努力と尽力をしていきたいということ。

これが"当たり前"かもしれませんが、

僕の一つの道しるべになる気がします。

長々書いてしまいました。。

もしかしたら異論はあるかもしれませんが、

現時点の僕の心境を心の赴くままに書いてみました。

 

最後までお読みいただいた方に、感謝します。ヒロ